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    米国経済論I
  現在の米国経済を理解する上で不可欠な歴史的経過や現代米国経済の基本的構造を理解する
KAMATA NOBUO 
鎌田 信男
2単位 
1〜4 
前期 
41403700

本講義の目的は、現代の米国経済の基本的構造や特徴を整理し、その上で米国経済の問題点を把握していくことにある。講義においては、経済動向を把握するための主要な統計示しつつ、解説を進める。なお、現代の米国経済をより深く理解するためには、歴史的背景も理解しておく必要がある。そのため、米国建国期から第2次大戦にかけての米国経済の発展経過についても、講義の中でふれていく意向である。

評価方法: 出席20%。期末テストを80%の割合で評価する。

テキスト名: みずほ総合研究所ベーシック アメリカ経済日本経済新聞社2005

  「ベーシック アメリカ経済」はテキストとして使用するが、参考文献などは授業の中で示す方針である。なお、参考資料として、プリントは随時授業で配布する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 米国経済をどう学ぶか〜講義ガイダンスとして
2. 米国経済の現状について〜米国経済が世界経済においてどのような地位をしめているのか。また、日本にとって米国はどのような存在なのかを客観的に解説
3. 米国経済の概要〜地理的、経済的視点から米国経済を概観する
4. 米国経済史概観(1)〜米国経済建国期から第2次大戦までの米国経済が辿った経過を説明
5. 米国経済史概観(2)〜第2次大戦終了後から1960年代までの米国経済史を解説
6. 米国経済史概観(3)〜1970年代の米国における経済状況について解説
7. 米国経済史概観(4)〜レーガン大統領の経済政策の特徴を中心に1980年代の米国経済を解説
8. 1990年代の米国経済の概観(1)〜クリントン大統領の経済政策の特徴とIT革命を中心に解説
9. 1990年代の米国経済の概観(2)〜IT革命期の米国経済の浮揚と金融市場における変化を中心に解説
10. T革命以降の米国経済(1)ブッシュ大統領就任期の米国経済の特徴を解説
11. T革命以降の米国経済(3)ブッシュ大統領の経済政策の特徴を解説
12. T革命以降の米国経済(3)ブッシュ大統領の経済政策と米国経済動向を総括的に解説
13. 2009年以降の米国経済について〜オバマ新大統領の経済政策と米国経済の展望について
14. まとめ
15. 期末試験