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日米の契約法の比較を学びながら段階的にアメリカ契約法の解説を行う。さらに英文契約書を実際に翻訳してもらい、それらについて解説する。また契約書の中にあらわされているアメリカ契約法の法原則や用語の使用法についても指導する実践的な内容の授業である。毎回、日米両国のビジネス関連のニュースを発表してもらう。「米国契約法」をあらかじめ受講しておくのが好ましいが、mustではない。リーガルマインドを養う授業。

評価方法: 試験は学期末試験の1回のみ。ニュース発表への参加、提出物など平常点も評価にいれる。

テキスト名: 福田守利"法の国アメリカを学ぶ" アメリカ法入門有斐閣2005

  最初の授業でプリントとして配布する。参考文献は適宜に紹介する。

注意事項: クラスサイズは30名程度。出席は重要視する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. Introduction
2. 契約も成立要件
3. 申し込み
4. 承諾
5. 約因・対価
6. 契約当事者の能力
7. 契約内容の適法性
8. 詐欺防止法
9. 合意の真実性
10. 口頭証拠の法則
11. 救済
12. 契約の解釈
13. 準拠法
14. 契約書の翻訳
15. 契約書の翻訳