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    児童英語教育カリキュラムデザインB
  
MIYAMOTO YUZURU 
宮本 弦
4単位 
2〜4 
後期 
41102002

本講座は次の2点を目的として実施する。

1.早期英語教育における理論および実践の両面にわたる諸問題を考察する。
2.早期英語コース開発に必要な援助とトレーニングを与える。

受講者は、自作のオリジナル・早期英語コースを作成し、提出する課題を与えられる。講義は、早期英語教育の理論と実践に関する諸知識を示すことにより、この課題の完成をサポートする。受講者は、課題への取り組みの過程で早期英語教育における「楽しさ」の中身をよく吟味し、その考察に基づいた指導過程の立案を実践することが求められる。「コース・デザイン」の課題は以下の各要素より構成される。

1. コースが前提とする学習環境と学習者のニーズの分析
2.シラバス(指導内容のリスト)
3.コースの理論的根拠の説明
4.実際の生徒用教材のサンプル
5.上記4に対応する教師用指導者サンプル
6.評価の方針および方法



評価方法: オリジナル早期英語コースの作成と提出(40%)
出席、授業への参加(30%)
その他の提出課題・発表(30%)

テキスト名: 東後勝明他小学校英語活動用テキスト JUNIOR COLUMBUS 21 BOOK 2光村図書2004
高橋美由紀・山岡多美子小学校英語アクティビティ・ブック Sunshine Kids 2開隆堂2003

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 講座内容紹介と課題の提示
2. コース評価の観点:既存の早期英語コースを検討する (1)
3. コース評価の観点:既存の早期英語コースを検討する (2)
4. コース評価の観点:既存の早期英語コースを検討する (3)
5. コース評価の観点:既存の早期英語コースを検討する (4)
6. 既存のコースの活用と翻案 (1)
7. 既存のコースの活用と翻案 (2)
8. コースが前提とするターゲット・グループおよび指導に関わる諸条件の設定 (1)
9. コースが前提とするターゲット・グループおよび指導に関わる諸条件の設定 (2)
10. コース・デザインに対する様々なアプローチ (1)
11. コース・デザインに対する様々なアプローチ (2)
12. コースの理論的根拠に関わる諸問題と評価の方法 (1)
13. コースの理論的根拠に関わる諸問題と評価の方法 (2)
14. コース概要の中間発表 (1)
15. コース概要の中間発表 (2)
16. コース概要の中間発表 (3)
17. コースの指導目標を反映する各レッスンにおける活動 (1)
18. コースの指導目標を反映する各レッスンにおける活動 (2)
19. 教材の視覚的効果:学習者および指導者に対する明確な指示 (1)
20. 教材の視覚的効果:学習者および指導者に対する明確な指示 (2)
21. 教師用の手引きおよび教授用資料(1)
22. 教師用の手引きおよび教授用資料 (2)
23. Presentation:自作の教材を使って模擬レッスン (1)
24. Presentation: 自作の教材を使って模擬レッスン (2)
25. Presentation :自作の教材を使って模擬レッスン (3)
26. Presentation :自作の教材を使って模擬レッスン (4)