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	英語統語論IB 　　生成文法入門	ISHII YASUO　 石居 康男 4単位　 1〜4　 後期

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言語のシステムは、「音」と「意味」という２つの異なる次元のものを結びつける。このようなシステムがいかにして可能なのかを考察し、それが私たちの脳に内在することの意味を考える。文が母語話者の頭の中でどのように組み立てられているかという問題に取り組みながら、仮説を立てそれを検証していくという科学的な分析方法と議論の仕方もあわせて学ぶ。主として英語の例を用いるが、必要に応じて他の言語にも言及する。

評価方法：

中間試験と期末試験の成績に基づいて判定する。

テキスト名：

阿部潤『問題を通して学ぶ生成文法』ひつじ書房、2008年

注意事項：

「英語学概論」の単位を取得済みの者に限る。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

１． このコースの概要・「英語学概論」での統語論の復習 ２． 文法とは ３． 句構造 ４． 句構造に適用する意味解釈規則 ５． 助動詞を持つ節と助動詞を持たない小節（１） ６． 助動詞を持つ節と助動詞を持たない小節（２） ７． 発音されない代名詞PRO ８． 構造的同音異義 ９． 深層構造と変形規則・変形規則の説明力 10． 変形規則の順序づけ 11． 受動変形規則と主語繰り上げ規則 12． ここまでの復習 13． 変形規則に関わる一般的条件（１） 14． 変形規則に関わる一般的条件（２） 15． 変形規則に関わる一般的条件（３） 16． 代名詞の意味解釈（１） 17． 代名詞の意味解釈（２） 18． 表層構造に関わる意味解釈 19． 作用域の意味解釈 20． 痕跡理論の誕生（１） 21． 痕跡理論の誕生（２） 22． 作用域の意味解釈と論理形式（１） 23． 作用域の意味解釈と論理形式（２） 24． 作用域の意味解釈と論理形式（３） 25． 後半のまとめ 26． 期末試験

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