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 この講義ではミクロとマクロをテーマに19世紀までの近代物理学を文系的視点と生活者の立場で学ぶ。難しい数式を使わずに身近なトピックを通して自然科学の知識を体系的に学び、論理的洞察などの科学的思考力を養う。また非言語能力(図や記号、数字を読み解く力)としての数学のセンスも磨く。身に付けたことは就職でのSPI対策や留学のTOEFL対策にもなるのはもちろんのこと、生活やビジネスの場での生きる力になる。またレポートや論文などでの数量的な分析をするための力を養う。
 周りには多くの自然があり科学を利用した様々な製品があるが、本当のことは目では見えない。大きすぎて実感しない宇宙と地球、小さすぎる原子や分子、見えない電磁波、商品に表示されているさまざまな数字など、普段の生活に自然科学は密接に関係している。科学技術に囲まれて生活している現代、科学技術者だけに我が身をゆだねていていいのだろうか。安全に生活する上で知っていないと困る科学知識と科学的な考察力。「えっ!そうなんだ!」と今まで気がつかなかったこと。これらがこの授業のテーマである。

評価方法: 期末試験により評価。

テキスト名: テキストは特に指定しない。

注意事項: 2008年度までの自然科学概論I Cを科目名変更したものであるため、該当科目を履修済である場合は本講義を履修することはできない。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 生活者のための近代科学
2. 地球【☆2〜5回はマクロ】
3. 自然科学を学ぶための基礎数学
4. 重力と円運動
5. 銀河系と宇宙
6. 素粒子と原子論【☆6〜8回はミクロ】
7. 電気力と磁気力
8. 分子と熱と生命
9. エネルギーとエントロピー【☆9〜11回は集団と波】
10. 音と波
11.
12. マクロの世界(2〜 5回のまとめと発展)
13. ミクロの世界(6〜 8回のまとめと発展)
14. 集団と波(9〜 11回のまとめと発展)