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20世紀の美術について概説します。20世紀前半における様々なイズムの盛衰から20世紀後半におけるイズムでくくることのできない多様化にいたる展開を学ぶとともに、現代美術に対する自分なりの見方を養うことを目的とします。スライド・ビデオによる作品鑑賞をまじえつつ講義をすすめます。

評価方法: 授業への参加・貢献(40%)。
鑑賞文(20%)。
筆記試験(40%)。

テキスト名: 千足伸行すぐわかる20世紀の美術 フォーヴィスムからコンセプチュアル・アートまで東京美術2008

参考文献: 末永照和監修[カラー版]20世紀の美術美術出版社2000

  テキストは毎回、持参してください。

注意事項: 履修希望者は必ず初回ガイダンスに出席してください。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス
2. プロローグ 20世紀美術の源流
3. 第1章 第一次世界大戦までの美術(1)
フォーヴィスム、キュビスム、オルフィスム、セクション・ドール
4. 第1章 第一次世界大戦までの美術(2)
エコール・ド・パリ、ドイツ表現主義
5. 第1章 第一次世界大戦までの美術(3)
未来主義、デ・ステイル、シュープレマティスム
6. 第1章 第一次世界大戦までの美術(4) 
ロシア構成主義、ダダイスム、アメリカン・リアリズム
7. 第2章 両世界大戦間の美術(1)
ヨーロッパ構成主義、ピュリスム、バウハウス、新即物主義
8. 第2章 両世界大戦間の美術(2)
形而上絵画、シュールレアリスム
9. 第2章 両世界大戦間の美術(3)
アール・デコ、メキシコ壁画運動、アメリカン・シーン、現代彫刻
10. 第3章 第二次世界大戦後の美術(1)
抽象表現主義、ポップ・アート
11. 第3章 第二次世界大戦後の美術(2)
コンセプチュアル・アート
12. 筆記試験