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    倫理学IB
  われわれを「方向づけ」ているもの
MIYAKE MASAZUMI 
三宅 正純
2単位 
1〜4 
前期 
30000602

「現代」という時代を、「日本語」や「日本文化」を関わりながら生きているわれわれは、どのように生きるように「方向づけ」られているのでしょうか。この講義では、さまざまな問題をとりあげて、この「方向づけ」について考えていきます。

評価方法: レポートと筆記試験(持ち込み不可にて行なう)の結果と、聴講態度を綜合して評価する。私語・内職・メール・化粧などをなす者、質問に答えない者、聴講する気がないとみとめられる者は、減点され、ひいては不可となる。本当である。

テキスト名: プリントを配布する

注意事項: 昨年度は、大勢の者が、聴講態度に問題があり、大幅減点されている。相当の関心をもって聴講しないと、単位取得は難しいと思われる。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス「倫理学」とはなにか
2. 「現代」と「近代」について
3. 家族、結婚、恋愛について
4. 労働について(i)
5. 労働について(ii) 「日本的家族経営」と呼ばれたもの
6. 「匿名の権威」「間接的コミュニケーション」について
7. アイデンティティ(i) 共演と競争 役割と地位
8. アイデンティティ(ii) 携帯電話がもたらしたもの
9. 日本語をめぐって(i) 欧米語との対比
10. 日本語をめぐって(ii) 人称代名詞
11. 「察し」について
12. 義理と恩について
13. もののやりとりの三つのパターン
14. まとめ
15. 試験