後期(火・1)時間割表へ
    歴史学IIA
  日本の近代化遺産・西日本編
TSUCHIDA HIROSHIGE 
土田 宏成
2単位 
1〜4 
後期 
30000301

「近代化遺産」は、「近代遺跡」とも呼ばれ、幕末・明治以来日本が近代化していくなかで形成された遺跡のことである。たとえば、東京駅丸の内口のレンガ駅舎、横浜に残るかつての船の修理施設(現在の「ドックヤードガーデン」)などである。身近な歴史的建造物を通じて歴史的なものの見方を学ぶ。本講義では西日本のものを取り上げる。

評価方法: 期末レポートと授業態度で評価する。

参考文献: 読売新聞文化部・文/玉木雄介・撮影近代化遺産ろまん紀行 西日本編中央公論新社2003

注意事項: 定員を100人程度とする。定員を大きく超えた場合は、初回授業において受講票により抽選を行うことがある。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 「近代化遺産」とは何か
2. グラバー邸(長崎県)
3. 歴史的建造物を移して保存:博物館明治村(愛知県) その1
4. 歴史的建造物を移して保存:博物館明治村(愛知県) その2
5. 世界遺産としての原爆ドーム(広島県)
6. 原爆ドームと景観問題(広島県)
7. 下関要塞・対馬要塞(山口県・福岡県・長崎県)
8. 関門トンネル(山口県・福岡県)
9. 黒部ダム(富山県) その1
10. 黒部ダム(富山県) その2
11. 琵琶湖疎水(京都府・滋賀県)
12. 大阪城天守閣(大阪府)
13. その他の近代化遺産
14. その他の近代化遺産
15. その他の近代化遺産