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    スペイン語I(a)A〜F
  初級スペイン語
 
 
2単位 
1〜4 
前期 
20001000

 スペイン語はスペイン・中南米などの広い地域で話され、英語・中国語に次ぎ、およそ3億5千万という話者人口を有し、国連の公用語である実用的な言語です。また、セルバンテスやガルシア・マルケスなど、世界的作家を輩出しています。しっかりと勉強すれば、将来の仕事や旅行などで大いに役立ち、豊潤な文化世界を享受できるでしょう。

 また、専攻言語をより深く知るには、第二外国語を学び、言語を対照的に見る視点が有効です。スペイン語を学ぶことによって、英語にも多く含まれるラテン語に由来する語彙を強化することもできますし、姉妹語であるイタリア語、フランス語、ポルトガル語の習得も比較的容易となり、マルチリンガルへの道が開かれます。少なくとも2つの外国語を操ることは今や世界標準と言えます。

 本講義では、スペイン語の「読み」「書き」「聴き」「話す」基礎能力を習得することを目指します。日本人講師が文法指導を担当し、ネイティブ講師が会話演習を行います。1年次は動詞の現在形を中心に学習します。

 外国語上達のコツは、大きくはっきりとした声で「音読」すること。そして基本の反復です。また、一度に長時間勉強するよりも、毎日少しずつ続けたほうのが効果的です。一日のサイクルで特定の時間をスペイン語の勉強に当てると良いでしょう。

 せっかく始めたスペイン語です。1年だけで止めてしまうのはもったいないでしょう。もっと力を伸ばしたいと思ったら、選択科目「スペイン語 II 」、「スペイン語 III 」へと進んでください。年2回の春季・夏季スペイン短期研修もあります。
 さらに専門的なスペイン語を勉強したいという人は、スペイン語学科指定の研究プログラム科目や研究演習、交換留学・単位認定留学などに挑戦することができます。4年間しっかりと学べばスペイン語学科の学生を超える語学力を身につけることも可能です。

 スペイン語検定の取得は学習目標になり就職にも有利です。1年後期に6級、2年次に5〜4級、3・4年次でDELE(外国語としてのスペイン語検定)初級の取得を目指してください。

  ※スペイン語検定4級とDELE初級には2単位(自由選択科目)が認定されます。


評価方法: 2人の担当講師が小テスト、定期試験、出席などを総合して判定します。

参考文献: 江藤一郎基本スペイン語文法弘学社2003

  テキストは開講時、辞書・参考書などと併せて担当講師より指示されます。

注意事項:  スペイン語は発音が日本語話者には比較的容易で、英語と共通する語彙が多いため、習い始めに油断して予習復習の習慣をつけないでいると、内容が難しくなるにつれ、段々と授業についていけなくなります。4月から日々の自習する習慣を身につけてください。

 講義内容、履修、留学、検定に関する相談は、各クラスの担当教員のほか、スペイン語学科の青砥清一研究室(1号館3F・1344号室)まで来てください。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 開講時、各クラスの担当講師が指示します。