後期(水・1)時間割表へ
    スペイン語研究I-3
  言語時評講読
ETO ICHIRO 
江藤 一郎
2単位 
3〜4 
後期 
13000503

目的:講読;文法の知識を活用して、文を解読する技術を学ぶ。いわゆる文法訳読方式の授業である。近頃はこのやり方は評判が悪いが、これのみの授業だと困るが、我々のスペイン語学科のように、コミュニケーションの授業が用意されている場合、このような文法訳読方式の授業を行うことにより、読む力を身につけることができる。読む力は、読むことによってしか、身につかない。
内容:スペイン版「天声人語」のようなもので、近頃の若者の言葉使いはおかしいと言う、言葉のご意見番の Lzaro Carreter(言語学者)の言語時評 "El dardo en la palabra" (言葉に投げ槍)(1997,  Galaxia Gutenberg, Barcelona)やlex Grijelmo(新聞記者)の”El genio del idioma" (2005, Santillana Ediciones)からわかりやすいものを選んで、読んでいきたい。スペインの新聞、雑誌を読んでいて、興味深い「ことば」に関する記事がでてきたら、それも授業で取り上げる予定。

評価方法: 学期末に試験を行う。出席も重視する。

テキスト名: Lazaro Carreter, El dardo en la lpalabra, Galaxia Gutenberg, 1997
lex GrijelmoEl genio del idiomaSantillana Ediciones

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