後期(月・4)時間割表へ
    時事英語I-L
  時事問題を英語で考え、表現する力をつけるための講座
TAKASUGI TADAAKI 
高杉 忠明
2単位 
1〜4 
後期 
11002312

 英語をコミュニケーションの手段として使えるようにするには、英語の単語や熟語を覚えるだけでは充分ではない。覚えた単語や熟語を有効に活用してコミュニケーションを深めるには、内容のあるテーマを英語で考え、同時にそのテーマに関する知識や教養を身につけることが大切です。
 この授業では、現在の日本社会が抱える様々な問題、とりわけ若い人々の価値観やものの考え方を国際的比較の中で、考え、理解し、それを英語で表現することを目指します。使用するテキストでは、低下する出生率と高齢化社会、若者の結婚観、男女の役割、若者の職業観、男女間の賃金格差、環境問題や政治に対する意識、日本という国をどのように認識するか?など時事的問題を幅広く取り上げます。
 これから英語圏に留学をしたいと考えている人、既に留学が決まっている人、留学から帰って来てより時事的問題を英語で考え表現出来るようになりたい人にとって、とくにお勧めである。欧米圏の授業では多読が要求されるため、英語のアカデミック・リーディングの基礎知識は必須である。

評価方法: 成績評価は、出席、プレゼンテーション、授業への積極的な参加を下になされます。詳細は初回の授業で説明します。

テキスト名: James M. Vardaman, Japan and Japanese−International Comparison、Tsurumi Shoten 2006
(国際比較でみる日本の社会)