日本語演習(レベル5) |
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初級段階(約350時間)に加え中級段階の日本語学習を350時間程度修了し、日本の高等教育機関に進学希望の日本語学習者、あるいは同等の能力獲得を目指す者のクラスです。演習4レベルで獲得した日本語運用・表現能力の上に更に高度な日本語の習得を目指します。大学の講義を理解してまとめる力、自ら資料を集め調査し、それをレポートに仕上げる力、読み手に説得力のある文章構成力及び表現能力を身に付ける練習を重ねます。 また、幅広い分野の文章を読むことで豊かな日本語表現に触れ、更には文章の展開の仕方に注目し、読解のストラテジーを学びながら、様々な読み物に挑戦して行きます。大学での学習活動に支障のない日本語能力、それの基礎となる日本社会、日本文化に対する洞察力を養う授業活動を行います。 |
評価方法: | 出席15%、宿題15%、クイズ20%、テスト30%、作文15%、平常点5% |
テキスト名: |
近藤安月子・丸山千歌編『日本への招待』東京大学出版会、2001年 アカデミックジャパニーズ研究会編著『大学・大学院留学生の日本語?作文編』アルク、2001年 アカデミックジャパニーズ研究会編著『大学・大学院留学生の日本語?論文作成編』アルク、2002年 |
その他 作成教材、視聴覚教材、実物教材を適宜使用 |
注意事項: |
1. 予習/復習、宿題 課題や宿題は決められた日に提出する。提出期限が遅れたものは減点する。なお、作文に関する宿題は「作文15%」の評価に含むこととする。 2. テスト/クイズ クイズは予習を確認する「内容理解クイズ」と、復習を確認する「語句クイズ」の2種類を適宜実施する。 学期中2回のテストを必ず受験する。 3. 授業態度 教室内外で積極的、自主的に学習する態度が期待される。 授業では社会問題について自分の考えを発話することが求められる。授業中の発話や社会問題に対する積極的な情報収集については、平常点(5点)として評価する。 4. 日本語使用 授業は日本語だけで行う。教室外の相談なども日本語で行う。 5. 辞書使用 新出語を調べたり、日本語として適切な文章表現や、新聞・雑誌・専門書などからの情報収集、レポート作成などのために日本語辞書を常に携帯し活用する。 |