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英語学特殊研究 |
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92102010 |
日本語と英語の様々な言語現象を、記述的一般化および、言語理論による説明と関わる形で考察・分析する。日本語と英語の表層的な違いに終始するのではなく、「言語」一般の体系の観点から日本語・英語の現象を観察し、それにより、教育文法や記述文法では得られなかった一般化や説明に至る道筋を示す。 本講義では、英語と日本語で、一方の言語の現象の観察と一般化をもとに、もう一方の言語での現象を考察するという方向で、さまざまな言語現象とそれらにまつわる疑問点を考察する。今年度はフェイズというカテゴリーに理論化されつつある、統語構造と語彙部門・レキシコンとのインターフェイス(vP)と統語部門と語用論のインターフェイス(CP)の役割について考察する。 本講義は、修士課程の「英日対照言語学(統語)」と講義は同内容である。ただ、博士後期課程の「言語学特論研究」として履修する限りは、評価において、「英日対照言語学(統語)」以上のレベルの高さ、オリジナリティが要求される。以下、評価の欄を参照のこと。 |
評価方法: | 修士科目「英日対照言語学(統語)」のrequirementsに加え、講義(かつテキスト)で扱う各々の研究トピック(統語構造、統語と述語の意味、統語と語用)についてオリジナルな研究論文を作成すること。 |
テキスト名: | 学期始めにプリントを指示する。 |