神田外語大学2008年度シラバス

　　言語学特殊研究
　　

IWAMOTO ENOKU　岩本　遠億	4単位

	通年

92101010

日本語の語彙的内部構造とアスペクトの関係について論じた研究を時系列にそって押さえ、問題意識と扱われる現象がどのように変化してきたかを見ていく。金田一から始まる日本語学における語彙・アスペクト研究とアメリカ言語学の影響の下に進展した研究との間に共通点はあるのか、相違点は何か。また一方が他方に与えた影響などを整理し、語彙・アスペクト研究の現状を明らかにしていく。それと同時に、具体的な現象を分析していく能力をつけさせるために、適宜練習問題を課す。
　授業は、講義と発表を織り交ぜながら進める。なお、この授業は、前期の英日対照言語学（語彙・意味）の内容を理解していることを前提とする。

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