大学院(金・1)時間割表へ
    異文化コミュニケーション研究A
  異文化間コミュニケーションと教育
HOSOYA SARI 
細谷 早里
4単位 
  
通年 
91301015

 異文化間コミュニケーション研究を教育の観点から行なう場合,まず、?異文化間コミュニケーション能力の育成、?学校をはじめとする教育場面での異文化間コミュニケーション能力の必要性、の二つが考えられると思われる。海外との交流が多くなり,また、国内の多文化化も進み,異なる文化的背景を持つ人とコミュニケーションを持つ機会が以前より増えた。本セミナーでは異文化間コミュニケーションとは何か,その能力とは何か,その能力をどのように教育場面に利用するかということを基本にして,理論と実証研究を学んでいく。授業では日本語の文献の他,英文のものも使う予定である。
キーワード:異文化間コミュニケーション能力、異文化間教育、多文化教育

評価方法: レポート、発表、積極的参加

テキスト名: 森本豊富、ドン・ナカニシ編著『越境する民と教育 異郷に育ち地球で学ぶ』アカデミア出版会2007

  その他、配布する資料、プリント

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション
異文化間コミュニケーション能力と多文化社会
2. 異文化間コミュニケーション能力と多文化社会
3. 越境する民と教育 ― 類型
4. 越境する民と教育 ― 類型
5. ケーススタディ 1 日系ブラジル人家族と学校事情
6. ケーススタディ 1 日系ブラジル人家族と学校事情
7. ケーススタディ 2 在日インドシナ難民の教育相談
8. ケーススタディ 2 在日インドシナ難民の教育相談
9. 日本の学校と教員の異文化間コミュニケーション能力
10. 日本の学校と教員の異文化間コミュニケーション能力
11. 異文化間教育、多文化教育の目指すもの
12. 異文化間教育、多文化教育の目指すもの
13. 「越境」を授業する
14. 「越境」を授業する
15. 多文化コミュニティと異文化間交流
16. 多文化コミュニティと異文化間交流
17. 在米駐在員家族の変容する教育観
18. 在米駐在員家族の変容する教育観
19. 海外における状況 ― EUにおけるヨーロッパ教育の模索
20. 海外における状況 ― EUにおけるヨーロッパ教育の模索
21. 海外における状況 ― 
22. 海外における状況 ― 
23. 異文化理解能力
24. 異文化理解能力
25. 総括
26. 総括
27. レポート発表
28. レポート発表
29. レポート発表
30. レポート発表