中学校・高等学校の英語教師を志す3年生及び4年生のために、実践的な英語指導技術の習得を目指す。英語科教育法・では扱えない分野について、できれば少人数のゼミ形式で教師と学生で討論をしながら、考え及び指導技術を高めていく。具体的な内容とテキストは、第一回の授業で、学生の要望を聞き入れた上で決める予定である。ただし、4年生には、4月、5月の期間、教育実習で行う予定の教材を用いてOral Introductionなどの練習を行い指導技術を検討する場を提供したい。その後は、学生の要望に応じて教員採用試験の準備等に当てる予定である。3年生には、英語科教育法・で学ぶThe Oral Methodの指導技術に対する考えを深めるとともに、授業全体の流れの中で効果的に用いる活動について検討してもらう。 英語科教育法・をすでに履修済みの者か並行履修している者で、真摯な姿勢と向上心を持ち、英語で指導をすることの大切さを理解し、そしてきちんと準備して休むことなく授業に臨める学生であること。また、本学B基準を満たしていることが履修の条件である。さらに、英語で執筆するレポートが多いので、履修者は正しい英文を書くように日々文法の勉強をしてほしい。
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