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    研究演習-22
  情報ネットワークと情報社会(生活・ビジネス・社会問題)
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
4単位 
3〜4 
通年 
60500122

 情報ネットワークとコンピュータの進展が現代社会に時に光として時に闇としてさまざまな影響を与えている。その影響は生活からビジネス、そして社会問題と幅広く、例えば著作権や違法サイト、監視社会の問題、ビジネススへの影響と生活タイルの変化、情報戦略、セキュリティ、情報漏洩、ネット中毒や携帯中毒など多様である。このゼミでは各自が情報ネットワークとコンピュータに関する情報社会の研究テーマを見出し、情報社会の可能性と問題点、自分自身との関わり方などを探っていく。
 研究を進める中で論理的な考察力と表現力の習得を目指し、建設的なディスカッションとプレゼンテーションを通してコミュニケーション能力を実践的に高める。1年間の成果はゼミ論文によってまとめる。4年次には卒業論文を書くことを推奨するが卒論執筆の場合は3年次から継続してゼミを履修していくことが望ましい。ゼミ論、卒論テーマとしては例として『Googleの世界戦略と監視社会、情報漏えいの調査と対策、無線LANの普及とセキュリティ問題、子どもの携帯メール中毒』などが考えられるが、自分自身でテーマを探し出すこともゼミの重要な目的である。
 情報社会に未来に夢を感じている人、不安を感じている人、時代に流されていて時代が見えなくなっている人、さまざまな視点からの参加を期待している。学生に対して教員は各自の課題に沿ったアドバイスをしていくが、ゼミの主役や何と言っても学生自身である。

評価方法: 出席、口頭発表、討論での積極的参加、前期レポート、ゼミ論文により総合的に評価。比率は出席40%、その他60%。

テキスト名: テキストは特に指定しない。
参考文献は適宜紹介。

注意事項: 履修条件は特に定めないが、基礎知識として私の担当授業である『情報ネットワーク論』、『コンピュータと人間科学』、『コンピュータと国際ビジネス』のいずれかを履修済みまたは同時履修することが望ましい。
少人数制演習なので希望者多数の場合は受講者制限あり。
その場合は初回授業で選考するので受講希望者は初回に必ず出席すること。