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多国籍企業論 企業の多国籍化の歴史と理論 |
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“多国籍企業”をキーワードに、企業活動のグローバリゼーションの諸様相について講義する。関連科目として国際経営論が開講されている。多国籍企業論と国際経営論に本質的な違いがあるわけではないが、便宜的に次のように区別して講義を進める方針である。すなわち、国際経営論では伝統的な経営理論のグローバル経営への応用編を講義し、多国籍企業論では多国籍企業の歴史とコース(Ronald H. Coase)の内部化理論を中心に、企業活動のグローバリゼーションに関わる主要理論について講義する。多国籍企業論の主要テーマは、以下の通りである。 1)多国籍企業の概念およびその歴史 2)多国籍企業の事例研究〜Carnegie Steel、DuPont、Standard Oil 3)多国籍企業と法 4)企業の多国籍化と直接投資 5)企業の多国籍化に関わる主要理論〜内部化理論およびOLI理論を中心に 6)企業の多国籍化と組織および人的資源 7)多国籍企業と国際課税 |
評価方法: | 出席状況と期末試験による。期末試験以外の試験およびレポート提出等は特に予定しない。 |
テキスト名: | テキストは、学内印刷室(ユニポスト)において販売する。また、関連テーマごとに適宜ハンドアウトを配布し、参考文献を指示する。 |