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ヨーロッパ政治経済論I 欧州統合の「壮大な実験」を解明する! |
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戦争に明け暮れた欧州に「不戦共同体」ができてから半世紀が経った。EU(欧州連合)は、欧州市民の生活に密接に関わるようになっており、加盟国数も当初の6カ国から2004年5月に25カ国、2007年1月からは27カ国になった。 EUの機能の深化と拡大は、「人類史における壮大な実験」ともいえる画期的な側面を持っている。何が、なぜ、画期的なのか? 欧州統合の歴史、EUの制度と機能、機能の深化、新たな課題などを解明することによって、この問いに答えたいと思う。それが、この講義の目的である。 |
評価方法: | 出席点 約25点、自由課題レポート 約15点、ミニレポート 3回(各5点) 15点、論述試験 約45点の計100点で評価する。 |
テキスト名: |
基本的にハンドアウト・レジュメを配布する。適宜、参考文献を紹介する。 European Commission(欧州委員会)のホームページ www.europa.eu.int(EUの公用語)または駐日欧州委員会代表部のjpn.cec.eu.int(日本語)が情報の宝庫である。 |
注意事項: |
ヨーロッパ統合の実態を理解することは国際問題を理解するために必要である。特に、急速に相互連関を深めつつある東アジアは、「ヨーロッパの実験」から学ぶことが少なくない。したがって、専攻語学や専門分野にこだわらず、履修することを勧める。 なお、ヨーロッパ研究を中心テーマとする戸門ゼミ(「地域・国際研究演習」=「研究演習」)を3・4年次に履修し、いずれは卒論を執筆したいと希望する学生は、2年次(時間割上無理な場合は3年次)までに、この講義を履修しておくことが望ましい。ゼミ生の人数制限を行う場合、この条件は重要となる。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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