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児童文化論B 現実批判としての寓意的児童文学・映画の世界 |
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この授業は、リアリズムの児童文学作品/映画ではなく、寓意性の強い作品を取り上げて、さまざまな現実(歴史的、政治的、経済的、文化的)をいかに表象し、いかに批判しているかを考察する。ミヒャエル・エンデの『モモ』を初めとして、『星の王子さま』『オズの魔法使い』「不思議の国のアリス』等の作品はアレゴリーの要素に満ちていて<現実批判>の観点から解釈を加えることが可能である。文字と映像というふたつの表象メディアを扱いながら、その差異の分析も射程に入れたい。 |
評価方法: | 出席、レポート、試験の総合評価とする。 |
テキスト名: |
ミヒャエル・エンデ『モモ』岩波少年文庫、2005年 サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』岩波少年文庫 |
使用テクスト3冊のうち、『モモ』は授業開始前に是非読んでおいて下さい。 |
注意事項: | 初回授業時に、サブノート作成方法についての詳細な説明をするので受講希望者は必ず出席のこと。 |