後期(月・3)時間割表へ
    キリスト教文化論II
  
KAMADA ICHIRO 
鎌田 伊知郎
2単位 
1〜4 
後期 
50302800

キリスト教徒の人間観、生死を客観的に把握するという目的はIと同様である。IIでは、キリストと呼ばれるようになるイエスの生と死をとりあげる。絶大な軍事力、経済力を有する権力者さらにはその支配体制に対して、神に関する鮮烈な認識と生を蹂躙される人々への情念(?)をもって声をあげ、人々と接し語ったイエスが罪人として処刑されたことと、イエスの死後、イエスの弟子たちがイエスの死がもたらしたダメージから回復していく有様は、私たちに人間がいかなる存在であるかを考えるきっかけを与えてくれるだろう。

評価方法: 出席状況と定期試験による。

テキスト名: 授業中に指示する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 人間の生と死
2. 神と人間
3. イエスの生涯−時代状況(1)
4. イエスの生涯−時代状況(2)
5. イエスの生涯−人間形成(1)
6. イエスの生涯−人間形成(2)
7. イエスの生涯−癒し(1)
8. イエスの生涯−癒し(2)
9. イエスの生涯−譬え話(1)
10. イエスの生涯−譬え話(2)
11. イエスの生涯−論争(1)
12. イエスの生涯−論争(2)
13. イエスの生涯−裏切り・逮捕
14. イエスの生涯−裁判
15. イエスの生涯−刑死