後期(木・4)時間割表へ
    日本文化論II
  日本人のセルフとグローバリゼーション
YOSHIDA MITSUHIRO 
吉田 光宏
2単位 
1〜4 
後期 
50301000

グローバル化と日本人のアイデンティティ形成の関係を探る。日本は西欧化、都市化、近代化されたものに取り囲まれているが、そこに、日本人のアイデンティティはどのようにして形成されているかを英語で議論し検証する。

評価方法: 出席、レポート、プレゼンテーション

テキスト名: 以下の諸文献からの抜粋集/コースパケット"Japanese Culture II/Japanese Popular Culture in Anthropological Perspective"を購入。原文の英語の和訳が有るので、それらの抜粋を別に日本人学部生のためにコースパケットとしてまとめたものも購入可能。
Tobin,J. ed.(1992)Re-made in Japan: Everyday life and consumer taste in a changing society.?? Watson,J.ed.(1997) Golden Arches East: McDonald's in East Asia.?? Spradley,J.(1997)Conformity and Conflict: Readings in Cultural Anthropology.

注意事項: 留学生との交流を英語で積極的にはかる授業/セミナー形式の授業。検証トピックは日本のポピュラーカルチャー。 授業での使用言語は9割英語。授業では積極的な発言と議論を自分なりにしていくこと。各項目ごとに文献の要約と論点の分析等をプリントにして配布。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. イントロダクション
2. 文化分析のための理論的枠組み1:理解
3. 文化分析のための理論的枠組み2:エスノグラフィー
4. 文化分析のための理論的枠組み3: フィールドワーク
5. 消費行動にみられるアイデンティティ形成1
6. 消費行動にみられるアイデンティティ形成2
7. 消費行動にみられるアイデンティティ形成3
8. グローバル化の中での日本人のアイデンティティ表象事例1
9. グローバル化の中での日本人のアイデンティティ表象事例2
10. グローバル化におけるアイデンティティ形成1
11. グローバル化におけるアイデンティティ形成2
12. グローバル化におけるアイデンティティ形成3