前期(木・5)時間割表へ
    非言語コミュニケーション論IC 
KAMBE NAOKI
神戸 直樹
2単位 
1〜4 
前期 
 
50201103

対人コミュニケーションにおいて、身振り、手振り、顔の表情、視線、周辺言語、身体接触、対人距離、沈黙など、ことば以外の手段によって伝えられる非言語(ノンバーバル)メッセージが果たす役割は質、量ともに非常に大きい。本科目は、さまざまな非言語的伝達手段とコミュニケーションに関する理論・概念を考察し、それらを用い実際のコミュニケーションを観察、分析することで、辞書には載っていない非言語メッセージの意味を探っていく。また、人間関係の発展・後退や説得など特定のコミュニケーションの場における非言語メッセージの役割、ジェンダーや異文化間に存在する差異との関連性を考察することで、多くの状況で使える洞察力を養っていく。       

評価方法: 試験、レポート、グループ発表、授業参加度(ディスカッション、アクティビティーへの積極的な参加)で評価する。

テキスト名: 使用テキストについては、第一日目に指示する。



注意事項: 授業では、講義に加え、アクティビティーや発表などを行うため、受講定員を50名とする。希望者多数の場合は、第一回目の授業で抽選又はエッセイで選抜する。履修希望者は必ず第一回目の授業に出席すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション
2. コミュニケーションの定義とモデル
3. 記号、意味と非言語メッセージ
4. 非言語コミュニケーションの機能と特徴
5. 言語と非言語コミュニケーションの関係
6. 身振り、手振り
7. 顔の表情
8. 目の使い方、視線
9. 外見と美のイメージ
10. 人間関係と非言語コミュニケーション
11. 異文化と非言語コミュニケーション
12. 総まとめ