後期 集中講義へ
日本語学IC
HARAOKA SHOKO
原岡 笙子
4単位
1〜4
集中
50101103
日本語教育能力試験でかなり難関だといわれている聴解試験に対応する専門知識と能力をつけるため、音声分野を中心に理論と実践(テープの聞きとり)を講義します。
評価方法:
出席点、筆記試験、聴解試験
テキスト名:
松崎寛・河野俊之『よくわかる音声(日本語教師・分野別マスターシリーズ)』アルク、1998年
授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.
行と段、清濁、特殊拍、連濁、転音、同化
2.
母語の干渉、誤用分析(声帯振動、気息の有無)
3.
アクセント(強弱と高低、アクセントの表記法)
4.
アクセントの式と型(核と滝、式と型、方言のアクセント、平板化)
5.
子音の分類(調音点、調音法、瞬間音と継続音)
6.
子音の分類(半母音、五十音図の配列)
7.
唇音退化、ハ行転呼(ハ行の転濁、合拗音、有声化)
8.
拗音、環境による音声変化(鼻濁音、摩擦音化、ラ行音)
9.
母音の分類
10.
プロミネンスとポーズ
11.
イントネーション
12.
複合語のアクセント(動詞・形容詞のアクセント、特殊拍との関係)
13.
音節構造(特殊拍の異音、母音連続、音声学的音節、音節とモーラ)
14.
音韻論(自由異音と条件異音、音素の数)
15.
聴解試験問題傾向と対策