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    日中関係論I
  石橋湛山の中国論を読む@―戦争の時代
KOROGI ICHIRO 
興梠 一郎
2単位 
1〜4 
前期 
42301100

石橋湛山の生涯と思想をベースに、戦争の時代の日中関係を学ぶ。日中関係を理解するうえで、戦争の時代を無視することはできない。また、単に時系列的に歴史事実を暗記しても、歴史を「いま」というコンテキストで理解したことにはならないし、つまらない。石橋湛山という人物を通して、彼が生きた時代を具体的に理解し、日中関係を立体的にとらえることが目標である。講義では「読解」「分析」「発信」の力を養成する。「双方向」形式であり、参加者はテキストの指定個所を読んで講義に出席し、活発な討論に参加することになる。また、映像をフルに活用し、活字のイメージを具体的にイメージするようにすることで、知識の効果的な定着を目指す。

評価方法: レポート

テキスト名: 別途指示する。

注意事項: 読解、分析、発信のトレーニングを目指す。講義はフルに参加が求められる「双方向」型である。テキストを読み、投げかけられた問題に対し、自分の言葉で回答を発信する。また見た映像についても、適宜コメントを求められる。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス
2. 石橋湛山と中国
3. 辛亥革命、第一次世界大戦、二十一か条要求(1)
4. 辛亥革命、第一次世界大戦、二十一か条要求(2)
5. 植民地放棄論(2)
6. 植民地放棄論(3)
7. ワシントン体制、五・四運動(3)
8. ワシントン体制、五・四運動(3)
9. 満州事変、満州国(1)
10. 満州事変、満州国(2)
11. 日中戦争(1)
12. 日中戦争(2)
13. 日中戦争(3)
14. 日本と中国
15. 総括