後期(金・4)時間割表へ
    米国政治論II
  
SAITO NAOKI 
斎藤 直樹
2単位 
1〜4 
後期 
41403600

超大国・米国はあらゆる分野で冷戦後世界に君臨しているといっても過言ではない。しかし、米国の建国からわずか二百数十年しか経っていないという事実に驚かざるをえない。その間、米国は対内的にも対外的にも躍進を続けてきたが、その躍進の背後には多くのひずみや問題が存在することも事実である。米国はどのように建国し、どのように発展してきたのであろうか。こうした問題意識に基づいて、米国政治論IIは、現代の米国を語る上で重要であると思われる事件や事柄についてのケース・スタディを行いたい。そうしたケース・スタディを通じ、米国が抱える問題と課題の複雑さと深刻さを理解したいと考える。

評価方法: 出席30%、レポート70

テキスト名: 適宜、授業で知らせる。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション−授業の進め方ならびに成績評価の基準について説明する。
2. 大恐慌とニュー・ディール
3. 赤狩りとマッカーシズム
4. 軍拡競争とその影響
5. ケネディ大統領暗殺事件とその影響(1)
6. ケネディ大統領暗殺事件とその影響(2)
7. 公民権運動とキング牧師暗殺事件
8. ベトナム戦争とその影響(1)
9. ベトナム戦争とその影響(2)
10. ウオーター・ゲート事件とその影響
11. イラン・コントラ事件とその影響
12. O.J.シンプソン事件と陪審制の問題
13. 2000年大統領選挙の混乱の問題
14. 「同時多発テロ事件」とその影響
15. イラク戦争と疲弊する米国社会