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教養演習-2 哲学 |
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「国際平和」や「国連」という考え方の発端となったものがカントにあったことは意外と知られていない。今日の国際情勢をみるときも、紛争や衝突に対するものとして「平和」が叫ばれるが、「平和とは何か」と問われた時に「紛争や衝突がないこと」と答えても、「平和」の本質について何も答えたことにはならないだろう。現代においても、「平和とは何か」の問いに対する積極的な答えを考察していくことが、「平和」を作る動因になっていくのではないだろうか。 この授業では、最近話題になった新しい編集方針に基づく『永遠平和のために』の新訳を使ってディスカッションしていきたい。 |
評価方法: | 平常点とレポートで評価する |
テキスト名: | イマヌエル・カント『永遠平和のために』綜合社、2007年 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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