後期(水・4)時間割表へ
    憲法IIA
  法学の基礎
MORISHITA SHIROU 
森下 史郎
2単位 
1〜4 
後期 
30003001

法学と刑法の基本的理解

評価方法: 定期試験

テキスト名: 森泉章編法学有斐閣ブックス2001

参考文献: 西村、西井、初宿判例法学有斐閣ブックス1994

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 法の解釈と適用―判例の紹介
2. 犯罪とは何か
犯罪ー構成要件該当性、違法性、有責性という要件
正当防衛と緊急避難、安楽死と嘱託殺人罪、刑事責任能力
3. 刑罰とは何か
生命刑、自由刑、懲役、禁錮、拘留、罰金、科料、没収
古い時代には、生命刑―はりつけ、火あぶり、さらし首、、、身体刑―たたき、入れ墨、鼻そぎなどが中心
4. 刑罰の執行
執行猶予と仮釈放の制度
保安処分
5. 犯罪と刑罰の考え方
古典学派と近代学派
6. 罪刑法定主義
明確性の原則、類推解釈の禁止、事後法の禁止
7. 若干の問題
尊属殺人罪、親告罪、脳死
8. セクハラ問題
何が問題なのか?魅力的な女性の個人的問題?、、、ではすまなくなった。
法的課題
9. セクハラの社会問題化
アメリカでの法的救済―代償型セクハラと職場環境型セクハラ
10. 否定的判例から肯定的判例へ
11. 日本でのセクハラ事件とセクハラ裁判の現状