後期(月・2)時間割表へ
    経済学IIA
  
KOSUGE NOBUHIKO 
小菅 伸彦
2単位 
1〜4 
後期 
30002301

(1)経済理論や経済政策の歴史的変遷、(2)需要と効用、企業と生産、消費者余剰と生産者余剰、市場と価格メカニズム、競争と独占、外部経済と外部不経済(公共財の理論)などミクロ経済学の基本的な概念、主な学説の基本内容等について解説する。経済学的な考え方を身につけ、現実の経済を見る目を養うことを目的とし、規制緩和の意味や、経済と環境のかかわり等についても理解できるようになることを目標にする。

評価方法: 期末筆記試験(論述)のほか、学期中に数回短いリアクション・ペーパー講義終了前10分ほどで書けるもの)を提出してもらう。

注意事項: 経済学A(前期)→経済学B(後期)の順に受講しても、逆に、経済学A(前期)→経済学B(後期)の順でもよい。また、前期あるいは後期に経済学をまとめて受講することも可能であり、経済学あるいは経済学を単独受講してもよい。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 経済学の考え方
2. 市場と価格メカニズム
3. 需要と効用
4. 企業と生産
5. 消費者余剰と生産者余剰
6. 需要曲線と供給曲線の価格弾力性
7. 需要曲線、供給曲線のシフト
8. 競争市場と独占・寡占
9. 市場の失敗(公共財、外部経済)
10. 経済と環境問題
11. 経済政策と経済理論の歴史的変遷(1)産業革命と経済学の発生
12. 経済政策と経済理論の歴史的変遷(2)資本主義の発達とマルクス主義
13. 経済政策と経済理論の歴史的変遷(3)大恐慌とケインズ革命、現代経済と古典派の復権