大学院(土・1)時間割表へ
    日中対照言語研究
  
INOUE MASARU 
井上 優
4単位 
  
後期 
91104010

対照言語学の基本的な考え方をおさえた上で、日本語と中国語の比較対照に関する先行研究を読み、各自テーマを決めて、実際に日本語と中国語の比較対照をおこなう。中国語に関する専門的知識は特に必要ないが、初級程度の知識はあった方がよい。受講者には、(1)自分の母語の表現の比較、(2)日本語と中国語の比較対照(日本語母語話者と中国語母語話者との共同研究も可)という2つの課題に取り組んでもらう。

評価方法: 出席及びレポート

テキスト名: 随時プリント配布。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 言語対照入門(1):言語の対照研究とは何か
2. 言語対照入門(2):言語対照のタイプと研究の進み方
3. 言語対照入門(3):言語対照の実践のために必要なこと
4. 比較対照の実践(1):母語の表現の比較(日本語の類義表現、中国語の類義表現に関する先行研究を読む)
5. 比較対照の実践(2):母語の表現の比較(日本語の類義表現、中国語の類義表現に関する先行研究を読む)
6. 比較対照の実践(3):母語の表現の比較(受講生による発表・討議)
7. 比較対照の実践(4):母語の表現の比較(受講生による発表・討議)
8. 言語対照の実践(1):日本語と中国語の比較(日中対照研究に関する先行研究を読む)
9. 言語対照の実践(2):日本語と中国語の比較(日中対照研究に関する先行研究を読む)
10. 言語対照の実践(3):日本語と中国語の比較(受講生による発表・討議)
11. 言語対照の実践(4):日本語と中国語の比較(受講生による発表・討議)
12. まとめ