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教師論B |
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教師を志す人のために、教職の意義および教員の役割、職務内容などについて論じる。現代社会はさまざまな面で変化が激しい。現在、従来の学校や教師のありかたにたいして見直しが求められている。「教育の危機」についての的確な認識をもち、子どもの変化をいくつかの側面からとらえ、それへの対応を考える。教師は学校を単位とした教師集団の中で教育活動を行う。そして教師文化を形成している。それが現実との間で乖離を生じている。教師集団および教師文化の機能をプラス・マイナスの両面について吟味を行う。つづいて今後求められる新しい教育と教師の役割について検討する。教育における、これまで日本的特質と考えられてきたものについて歴史的・比較社会的に考察する。21世紀は「生涯学習時代」といわれる。教師は教育についても広い視野が求められると同時に、主体的学習者として専門的資質の向上を図ることになる。教師のライフコースと力量形成について展望する。最後にわが国の教員の法制上の地位および職務について理解し、確認する。 |
評価方法: | 出席状況、レポート、筆記試験による総合評価。 |
テキスト名: | 伊藤敬編著『21世紀の学校と教師』学文社、2000年 |