後期(水・1)時間割表へ
    教育心理学B
  サイコエデュケーション
TAKEDA AKENORI 
武田 明典
2単位 
2〜3 
後期 
70000202

・教員採用問題を網羅した教育心理学の基本技法・理論の理解を深め、学校現場で活用していくことを目標とする。
・初期は、教育心理学の概論、自己理解のための性格検査の体験、そして、人格・発達について学び、中期は、知能・学習面の諸理論を習得し、末期は、教育心理学の学校現場での活用について、最新のストレス・マネジメント教育、障害のある生徒の心身発達及び学習過程、そして具体的事例を採り入れて学習していく。講義は、テキストやプリントに基づき進行し、また、ビデオ・OHP・スライド教材も用いる。講義の合間には、性格検査等の個人ワーク、及び、討論等の小グループ・ワークを導入する。また、受講者が内省的に考えていく過程が大切であるので、期間中、適時3回、講義終了20分前に課題に対する「感想レポート」を作成する。

評価方法: 出席、個人ワーク・グループワーク参加状況、感想レポート、期末論述試験の総合評価

テキスト名: 昇地三郎 監修立体的・多角的に学べる新教育心理学ナカニシヤ出版1987

  テキスト(昨年度と同一)に即して講義するので、事前に手配し、各授業前には該当章を読んでおく。

注意事項: 教職課程、及び、児童英語プログラムの必修科目であり、出席を重視するので、登録する場合は初回から出席すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション:教育心理学の位置づけ(1章;プリント;性格検査の体験)
2. 人格の理解(5章1〜3節)
3. 適応・不適応(5章4〜5節)
4. 発達(2章)
5. 知能(6章)
6. 学習(3章)
7. 教授法(4章)
8. 教育評価(10章)
9. 学級集団(7章;ビデオ)
10. 生徒理解(8章)
11. カウンセリング・心理療法・コンサルテーション・アセスメント・ガイダンス(プリント)
12. ストレス・マネジメント(プリント;ビデオ)
13. 障害児教育(9章;ビデオ)
14. 事例研究(プリント)総括 質疑応答
15. 論述試験(テキスト以外の全配布物、及び、自筆ノート、持込可)