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研究演習-73 EU(欧州連合)に関する学際的研究 |
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学生の主体的な取組と参画が不可欠なゼミである。教師の解説、学生によるプレゼンテーション、卒論(3年生はゼミ論)作成の三位一体からなる。EUが直面する課題(15カ国から27カ国への加盟国の拡大、経済通貨統合の深化、共通外交安全保障政策、内務司法協力、EU憲法など)、移民問題、労働問題などを分析し、さらに加盟各国の実情を調べ、発表する。 「人類史上の壮大な実験」といわれる欧州の統合を総合的かつ政治学・経済学・社会学を中心とする学際的な視点から考察する。 ゼミ生の希望も取り入れて、共通文献を読み込み、プレゼンテーションを通じて意見交換・討議を行う。 第1回目の授業でゼミの内容、ねらい、心構えなどについて説明する。第2回目以降は、ゼミ生の希望も取り入れて、共に勉強するプログラムを具体化する。基本的には共通文献(日本語、時に英語)を読み込んでいき、ゼミ生によるプレゼンテーション、全員によるディスカッションを行う。 2006年度は、課題活動として夏休みと冬休みに研修合宿を行った。2007年度にも実施する計画である。 |
評価方法: | ゼミへの取組(三位一体)を総合的に判断して評価する。特に試験はない。しかし、毎回ゼミに出席することは当たり前であって、無断欠席は許されない。非常に厳しい条件なので、本気で受講する気がなければ履修は勧めない。 |
テキスト名: | ゼミが始まってから具体的に指示するが、欧州委員会のホームページeuropa.eu.int、駐日欧州委員会代表部jpn.cec.eu.intなどに常にアクセスして最新情報を収集することが肝要である。最新資料の多くは英語文献であるので、英語の読解力が必要である。 |
注意事項: |
ゼミは少人数制でなければ所期の効果をあげることができない。人数制限を行わなければならない場合は、第1回目の授業でその基準を説明する。希望者は第1回目の授業に必ず出席すること。何らかの事由で出席できない場合は、事前に戸門研究室(1315)に相談に来ること。4年生は卒論執筆者を優先する。 すでに「ヨーロッパ政治経済論I, II」を履修済か、同時履修することが必要不可欠である。 |