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    研究演習-62
  アメリカの政治と外交、アメリカの歴史、戦後日米関係の研究
TAKASUGI TADAAKI 
高杉 忠明
4単位 
3〜4 
通年 
60500162

 前期に引き続いて授業を進めます。この演習科目では、3年生は第二次大戦後のアメリカ政治・外交ならびに日米関係を中心にした東アジアの国際関係を研究します。またアメリカ国内の政治・社会問題(歴史、人種問題、移民問題、教育、家庭、政治制度、政党、選挙など)に関心を持つ人も歓迎します。こうした分野の研究を通じて自分の卒論あるいはゼミ論のテーマ探しを行います。
 3年生は、アメリカ外交や日米関係に関する何冊かの本を精読し、不明点や疑問点を指摘し合いながら、戦後のアメリカを中心とする国際関係の全体的な流れを勉強します。また3年生は、卒論のテーマを意識して文献を読み、議論に参加し、年内にテーマの絞り込みをするように期待します。受講者は戦後国際関係の歴史とアメリカ研究への明確な問題意識を持って参加して下さい。詳細については最初の授業の際に説明します。
 4年生は卒業論文またはゼミ論の準備と作成を進めて行きます。4年次からの履修者で卒論・ゼミ論作成を希望する人は、アメリカ政治・外交あるいは東アジアの国際関係、日米関係に関して何らかのテーマを持っていることが望ましい。夏休み開始頃までに卒論のアウトラインを2000〜3000字程度にまとめて提出するようして下さい。
 上記の研究テーマについて勉強するだけでなく、就職活動を有利に進めて行くためにも、さらに現在私たちが帳面している国際問題、政治・経済問題、社会問題にも関心を持ってもらうためにも、新聞を題材にしたプレゼンテーションを予定しています。とくに4年生は就職活動と並行してゼミ活動を進めることになるので、新聞を熟読して問題意識を高めてもらいたい。  


評価方法: 授業における数回のプレゼンテーションならびに積極的な議論への参加、そしてレポートの提出を中心に評価します。また夏休みに予定しているゼミ合宿でのプレゼンテーションならびにディベートも考慮に入れて総合的な基準で評価します。

テキスト名: 課題文献については、授業で説明します。

注意事項: 夏休み後半にゼミ合宿を予定しています。また年間を通しゼミ活動に積極的に協力・参加することが期待されます。またこの演習の受講者は、「米国研究入門」、「米国史概論」、「日米関係論」、「米国外交論」、「米国政治論」をすでに履修済みか、同時履修していることが望ましい。