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地域・国際研究演習-7 グローバリゼイション下の世界と日本 |
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私たちにいま求められているのは、世界のさまざまな人々との対話をつうじて国際社会の平和に貢献することであろう。そのためには、国際社会の主要な問題へのただしい理解を深めるとともに私たち一人ひとりがどのようなメッセージを発信していけるかが不可欠となってくる。外国語を学ぶ意味もそこにある。そのさいに大切なのは、日本人としてのよきアイデンティティを失わず、世界の問題を日本の問題としてとらえる姿勢である。この演習では、このような基本姿勢を踏まえて私たちが関心を共有するいくつかの問題を読み解くための基本的なテキストを購読しながら各自の具体的な研究テーマを掘り起こし、テーマが決まったらゼミ論や卒論を作成する。昨年度はE・F・シューマッハーの名著『スモール・イズ・ビューティフル』(講談社学術文庫)をテキストに現代文明の前提をさまざまな視点から再検証し、具体的な事例にそくしてわたしたちのあるべき世界を模索した。今年度の主要テーマとテキストは未定。 |
評価方法: | 出席、発表、論文を総合的に評価する。 |
テキスト名: | 演習のなかで適宜指示する。 |
注意事項: | 私の講義科目「国際関係論」、「政治学」、「東南アジア政治経済論」のいずれかをを履修していることがのぞましい。 |