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    比較文化研究演習-14
  イスラム教を通じて「宗教と社会」を考える
KIKUCHI TATSUYA 
菊地 達也
4単位 
3〜4 
通年 
60302214

 本ゼミはイスラム教/中東,あるいは宗教/宗教学に関心がある学生を対象にし,「宗教と社会」に関わる問題を分析・評価することを目指す。ゼミ生には発表をおこなってもらうことになるが,それ以外の時間は,イスラム教を題材としたテキストを講読する予定である。
 学生各自にはそれぞれの興味関心に合わせて研究課題を設定してもらい,定期的に発表してもらいディスカッションをおこなう。それぞれが選択するテーマは宗教に関係するものであれば良く,イスラム教/中東を対象としなくても構わない。それぞれの研究成果はゼミ論または卒論としてまとめ上げてもらい,最終的にはゼミの論文集に掲載することになる。
 テキストについては,(1)現代の過激イスラム原理主義者の著作,(2)中東の近代主義者の著作,(3)女性問題に関わる文献,(4)欧米在住のイスラム教徒の著作のいずれかを講読する予定であるが,学生の興味に合わせてテキストを変更することもありえるので,積極的に自分の意見を言ってもらいたい。
 なお,モスクや中東料理店などへの見学ツアー,合宿なども予定している。日程が許せば,ゲスト講師の招聘もおこなうつもりである。

評価方法: 出席,発表,卒論またはゼミ論により総合的に判断する。

テキスト名: 学生と相談の上で決定。

注意事項:  日本語または英語の文献を講読する予定であるが,その他の欧米語およびアラビア語の著作を講読することはない。
 「イスラム文化論」または「宗教学」を履修していることが望ましいが,履修できなかったのならば,それはそれで構わない。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 学生と相談の上で決定。