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    比較文化研究演習-11
  現代スポーツを考える
TOMIMATSU KYOICHI 
冨松 京一
4単位 
3〜4 
通年 
60302211

現代スポーツは高度化(トップアスリート化)と大衆化の二極的様相を示している。しかし、それぞれの関係性が保たれてこそスポーツ文化の成熟が見られると考えられる。ここでは、市民スポーツの現実とトップアスリートの現実の現況を分析し現代スポーツ文化のあり方を考えてみたい。さらに、スポーツイベントの企画、運営にもチャレンジしてみたい。

評価方法: 課題設定に対しての文献が読める。批判的視点がもてる。自分の論が展開できる。まとまったものがかける。以上の4点が評価の対象。

テキスト名: オリエンテーションにて指定する。

注意事項: 履修者はスポーツに興味関心があり、現代のスポーツ状況に何らかの課題が設定できていること。あるいは、これから課題を設定し、前向きに授業に取り組めることを最低の条件とする。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション
2. スポーツとは何か 1)近代文化としてのスポーツの特性
         2)現代文かとしてのスポーツの特性
3. 市民スポーツの現実 1)生涯学習社会とスポーツ
          2)レジャー社会とスポーツ
          3)高齢化社会とスポーツ
          4)女性のライフスタイルとスポーツ
          5)スポーツ行政、政策
4. スポーツメディアの現在 1)映像メディア中のスポーツ
            2)活字メディアの中のスポーツ
5. 高度化されたスポーツの現在 1)スポーツ組織と選手
              2)選手の移動
6. スポーツのビジネス・産業の現在 1)職業としてのスポーツのいろいろ
                2)健康という商品と産業
                3)スポーツの用具と市民生活
7. 総合型地域スポーツクラブのモデルとしてのJリーグ構想の検討
8. スポーツイベントの企画と運営の実践