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    コミュニケーション研究演習-4
  
WADA JUN 
和田 純
4単位 
3〜4 
通年 
60200704

●グローバリゼーションや情報技術革命の急進にともない、世界は今、これまでに経験したことのない激変の奔流の中にある。本演習では、歴史の経験に学びながら、こうした奔流がもたらす功罪を見極め、文明や文化、国家やシビル・ソサエティ(民間非営利主体)の姿などを考え直し、多様化する世界と個人のあり方を同時代的に考える。
●前期は、文献を選び、毎回の報告者を決めて徹底した討論を行い、各自の問題意識を研ぎ澄ます。夏には合宿を行って自らが取り組む研究テーマを絞り込み、自主的に文献を読破し、資料を収集した上で、後期には各自の研究テーマについて発表し、相互討論を経て論文を完成させていく。できるだけ2年間在籍することが望ましく、3年生はゼミ論(これをもとに4年生で卒論に仕上げる)、4年生は卒論の完成が目標である。
●本演習は、履修者の自主性にもとづいて運営されるので、主体的に演習をデザインし、自ら参画しようという意志をもつ学生の履修を望みたい。
●なお、ゼミと併行して「和田ゼミ起業研究会」を組織し、「くいすぐっず」の開発などさまざまなプロジェクトを企画・実行することで学生の社会参画と自立を図っている。ゼミ生はこの場も思う存分に活用して欲しい。

評価方法: 出席、口頭発表、討論、諸活動への積極的な参加、論文で総合的に評価する。

テキスト名: 共同で読破する文献は全員の相談の上で選定し、追加資料は適宜配布する。

注意事項: ●小人数制の密度の高い演習としたいので、受講人数は制限する。初回の授業で面接を行うので、受講希望者は、次の5項目をA4版2枚以内にまとめたものを持参の上で、必ず出席すること。(1)学科・学年、学籍番号、氏名、性別、Eメールアドレス、(2)和田の他の講座で履修したことのある科目・履修年(年度および前期か後期か)、(3)和田ゼミをどこで知ったか、(4)自分がゼミ論ないし卒論で扱いたいと考えているテーマとそれを選ぶ理由、(5)自分の将来設計を踏まえて和田ゼミに期待するもの。
●選考結果は翌日に発表する。2回目以降の授業では受講は受付けない。
●和田が担当する他の講座を履修していることが望ましい。