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    言語研究演習-7
  スペイン語の多様性を探求する
AOTO SEIICHI 
青砥 清一
4単位 
3〜4 
通年 
60101007

●スペイン語の地域的・社会的バリエーションを言語学的に研究することを目的とする。

●受講生は、スペイン語圏において関心・問題意識のある言語学的主題を選び、関連する文献を分析し、その上で問題点を挙げ、独自の知見を主張する。そして、受講生同士による意見交換を行い、最終的に1本のレポート・論文に仕上げる。

●受講生各自が研究対象地域へ現地調査に出向ければ理想的であるが、その代わりとして、日本在住のスペイン語話者や留学生との面接、地域の文学や新聞、テレビやインターネットなどの媒体から言語資料を収集することも可能である。

●本授業は少人数のゼミ形式にて、参考文献の輪読、口頭発表と議論を行なう。議論の組み立て、自己主張の提示法、及び論文作成を指導する。

●本講を受講する上で最も大切な条件は、自分で課題を見つけ解決策を目指す「積極性」である。地道な研究演習を通じて仲間と共に自分を磨きたいと思う人間を歓迎する。

「大学で学ぶ論理的思考力、研究手法、知識、そして国際感覚は、社会に出て活躍するための礎となります。堅実に自己鍛錬して、他大学の学生より一歩も二歩も抜きん出た存在になってください。」

評価方法: 1.中間・期末レポート(または卒業論文)
2.口頭発表
3.議論への参加貢献度

テキスト名: プリント配布。

注意事項:  言語の構造や社会的役割などに関心があり、毎回しっかりと出席し課題に取り組む意思のある学生にのみ受講してもらいたい。地道に出席を重ね、議論に参加し、互いに協力して一つの物を作り上げることが本当の力となる。
 初回の講義で受講理由を書くので予め考えておくこと。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 研究演習分野についての説明。受講理由の聴き取り。共通テーマの設定。
2. 2回目以降は、基本文献の輪読、口頭発表、議論、論文・レポート指導など。