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    情報ネットワーク論
  社会基盤としての情報ネットワークと情報蓄積
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
2単位 
2〜4 
前期 
55000600

 世界規模の社会基盤である情報ネットワークは社会を大きく変えつつある。その仕組みを理解せずに情報ネットワークを有益かつ安全に使いこなすことはできない。この講義では利用者の視点から技術的側面の学習をするとともに、情報社会やプライバシーなどの社会的側面についても並行して学んでいく。
 情報ネットワークを情報の『伝達』、『処理』、『蓄積』の統合と捉え、情報ネットワークの仕組みと基本用語の習得、個人情報保護などの社会的影響の理解を目標とする。内容は次の通り。情報ネットワークの発展と文化、情報ネットワークとプライバシー、ラストワンマイルと情報社会の課題、通信プロトコルとOSI参照モデル、LANとインターネットの仕組み、TCP/IPとルーティングプロトコル、サービスの活用とドメイン構造、情報ネットワーク社会と個人、ネットワークセキュリティ、無線LANと移動通信ネットワーク。

評価方法: 授業態度(30%)、中間試験(20%)、期末試験(50%)により総合的に評価。

テキスト名: びnインターネットのしくみをきちんと知って使う本技術評論社2002

  その他、必要に応じてプリント資料を配布する。 
参考文献は適宜紹介。

注意事項: 受講希望者多数の場合は人数制限あり(初回授業にて抽選)。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 情報ネットワークとは
2. 情報ネットワークの発展と文化
3. 情報ネットワークとプライバシー
4. ラストワンマイルと情報社会の課題
5. 通信プロトコルとOSI参照モデル
6. LANとインターネットの仕組み
7. TCP/IPとルーティングプロトコル
8. サービスの活用とドメイン構造
9. 情報ネットワーク社会と個人
10. ネットワークセキュリティの仕組み
11. ネットワークを安全に使いこなす
12. 無線LAN
13. 移動通信ネットワーク