後期　集中講義へ

	情報社会論IIA 　　デジタル時代の音楽産業	AZAMI TOSHIO　 生明　俊雄 2単位　 1〜4　 集中

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21世紀に入りメディアのデジタル化が急速に進むなかで、メディア産業・情報産業は急激な変化に直面し、世界規模での企業統合や買収などの動きも、連日のように報道されてきた。音楽産業も例外ではない。この講義では音楽産業のこれまでの足取りと現状、さらには今後の動向を、われわれの社会生活、特に若者の生活文化とのつながりのなかで考える。特にいま最も注目されるパソコンや携帯電話による音楽配信事業については、いろいろな角度から検証を加える。またデジタル時代を迎え大きな問題として浮上している、音楽や映像の著作権の問題についても考えてみる。さらには映画産業、テレビ産業、出版産業、アニメ産業など、音楽産業に密接な関係を持つ、文化情報産業の動きにも注目する。 ＜授業内容＞ 第１部　デジタル化の波に揺れるメディア産業　＜第１日＞　 （１）メディア産業（情報産業）とは　（２）メディア産業のなかの音楽産業 （３）テレビ産業のデジタル化　（４）電子出版が変える出版産業　 （５）変わる映画産業 第２部　レコード産業の歴史と現状　＜第２日＞ （１）レコード産業の歴史　　（２）レコード会社の機能と組織 （３）音楽と映像の著作権　　（４）世界のメジャーの戦略 第３部　変わる音楽産業　＜第３日＞ （１）インターネットと携帯電話が変えるもの　（２）ｉＰｏｄの登場と音楽産業 （３）アニメ産業と音楽産業　　（４）レコード会社がなくなる？ （５）まとめ

評価方法：

出席状況　課題レポート（第３日に出題）　毎日の授業へのコメント（毎日提出が必須）　によって評価します。

参考文献：

湯浅正敏・編『メディア産業論』有斐閣、２００６年

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