後期(金・2)時間割表へ
    東アジア政治経済論II
  北朝鮮核問題と東アジアA
KOROGI ICHIRO 
興梠 一郎
2単位 
1〜4 
後期 
50402000

「北朝鮮核問題」を契機に東アジアの政治・外交・経済についてトータルに把握することを目指す。「東アジア政治経済論」を学ぶにあたり、単に政治と経済に関する各国・地域の事情をバラバラに理解しても、あまり有益ではない。知識の羅列からは、流動する世界を動態的にとらえることは難しい。重要なのは、知識をつなぐ見えざる「ソフト」である。そのソフトを養うことを講義の最終目標とする。「北朝鮮核問題」という東アジアの未来にとって切実な問題を「借りて」、政治・経済・外交の相互関係を具体的に理解することが目的である。参加者は、与えられた文献を読み解き、双方向の討論に積極的に参加することが求められる。後期は、主に北朝鮮核問題をめぐる東アジアの動向、政治経済関係などを議論する。北朝鮮と日本、中国、韓国の関係だけでなく、アメリカ、ロシア、EU、イランなど、グローバルな視点で問題を解明する。また、核問題をめぐる最新ニュースは、常にフォローしていく。

評価方法: レポート

テキスト名: 未定

注意事項: 読解、分析、発信の三機能を養う。参加者は、自らをトレーニングしているという自覚が求められる。知識を暗記するのではなく、知識を動員して、大胆に発信する「習慣」を身につける。