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    日本文化論I
  日本人のセルフ:文化人類学的検証
YOSHIDA MITSUHIRO 
吉田 光宏
2単位 
1〜4 
前期 
50300902

グローバルなコンテクストにおける今日の日本人のセルフはどのようなものとして検証され表象されてきているか。様々なアプローチからの、日本人のセルフを検討する。

評価方法: 出席、レポート、試験

テキスト名: 以下の諸文献からの抜粋集「日本文化論Iコースパケット」を購入
サイード, E (Edward Said)1986[1978]『オリエンタリズム』、岩渕巧一(2003)『トランスナショナル・ジャパン』、船曳建夫(2003)『「日本人論」再考』

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. イントロダクション
2. 基本的文化人類学的視点
3. 文化の概念
4. 文化相対主義と自民族中心主義
5. 外側から見た日本人像:ステレオタイプ
6. オリエンタリズムの視点とは何か1
7. オリエンタリズムの視点とは何か2
8. オリエンタリズムの視点とは何か3
9. 日本人に求められている視点としての文化分析:グローバル化と日本人像1
10. 日本人に求められている視点としての文化分析:グローバル化と日本人像2
11. 文化構築物としての日本人像:「タテ社会」と「甘えの構造」1
12. 文化構築物としての日本人像:「タテ社会」と「甘えの構造」2