前期(水・3)時間割表へ
    組織コミュニケーション論IC
  
ZHENG WEI 
鄭 偉
2単位 
2〜4 
前期 
50200503

チェスター・バーナードは「組織に関して深く極められたどの理論においても、コミュニケーションが中心的な位置を占めるだろう」と唱えたように、行政機構、企業、NGO/NPOなどの組織において、もっとも中心的な要素はコミュニケーションであり、それ無しには組織の運営および組織の目的達成は恐らく難航に辿りつくであろう。
このコースでは、組織と個人の関係を動的に捉え、組織構造が人間行動を如何に規制するか、また組織における人間の行動が如何に組織に影響を与えるか、両面的にダイナミックなアプローチを取ろうと狙う。Knowledge, Sensibility, Skill, Valueの四つのキーワードで、組織コミュニケーションの性質、構造についての理論を学び、その上チームワーク・意思決定・リーダーシップ・問題解決などについて、参加型の形で演習を通し、授業を進めていきたい。グループ・ディスカッションとシミュレーションの導入もあれば、リーディングの課題の用意もある。実践的な学習に伴い、ぜひ「学びの場」における刺激をたっぷりと受けていただきたい。

評価方法: 出席およびディスカッション・プレゼンテーションなど、クラス活動への参加・貢献度 30%、授業中の課題、または小試験 30%、期末試験 40%

テキスト名: プリントを配ります。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション
2. 組織コミュニケーション理解のフレームワーク
3. 組織に関する理論:心理学的アプローチからシステム論的アプローチへ
4. 組織における個人:個人における性格・経験から対人関係の構築、発展、メンテナンス
5. 組織におけるチーム:構造の特質からチーム効果のスキルへ
6. 課題演習
7. 組織におけるリーダーシップ:
8. 課題演習
9. グループにおける意思決定
10. 課題演習
11. グループにおける問題解決
12. 課題演習
13. 国際組織における文化とコミュニケーションの問題
14. 課題演習
15. まとめ:戦略的組織コミュニケーションについて