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    米国文化論I 
TAKANO YASUSHI 
高野 泰
2単位 
1〜4 
前期 
 
41302900

現存する最古の民主主義国家であるアメリカ合衆国は、思想的に先んじたばかりでなく、身体文化においても先駆者である。思想とともに近代国家を形作っている身体的な感覚は、昨今その価値が再発見されている。本講義では、飲食ならびに嗜好品、とりわけ問題にされることが多いアルコールとタバコと薬物を手がかりに、アメリカ文化における身体の重要性を論じていく。  

評価方法: 授業において課される課題と学期末レポート

テキスト名: テキストは特に指定しない。参考文献は授業の中で紹介する。




授業計画――――――――――――――――――――――――――――――
1. 文化における身体
2. 道徳――身体的コードの一形態
3. アメリカの食文化
4. 身体的規範と飲酒
5. 禁酒と自己管理
6. 健康改革と禁酒
7. 世紀転換期の禁酒運動
8. 世紀転換期の健康改革1)
9. 世紀転換期の健康改革2)
10. アルコール依存症
11. タバコを喫う身体
12. 禁煙運動
13. 薬物の効用と文化的意味
14. 薬物と今日のアメリカ社会
15. 現代アメリカの身体的規範