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英文学講義IB シェイクスピア入門1 |
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現在「古典」とみなされるシェイクスピア劇は、近代初期英国では王侯貴族から庶民まで幅広い観客に支持された大衆文化(ポップカルチャー)だった。現代も英語圏だけではなく、ここ日本でも上演されつづける「文化的偶像」シェイクスピアの魅力はどこにあるのか。名セリフを味わいながら、シェイクスピアの魅力にせまる。また、今日私たちがシェイクスピア劇を観る(あるいは読む)ことに、どのような文化的意味があるのかをさぐる。 『夏の夜の夢』、『お気に召すまま』、『十二夜』、『じゃじゃ馬ならし』をとりあげて、ジェンダー、セクシュアリティ、欲望、結婚、家族などの諸問題を考察する。 原文の抜粋を読むとともに、映画、シェイクスピア劇の翻案、音楽、バレエなど、できるかぎり多角的な視点からシェイクスピアを紹介したい。 |
評価方法: | 平常点と期末試験により評価する。 |
テキスト名: | william Shakespeare, Four Comedies, Penguin, 1996 |