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    現代英文法D
  英文法を再発見する
KUWABARA KAZUKI 
桑原 和生
4単位 
1〜4 
後期 
41100804

現代英語の文法を概観する。断片的な英文法の知識を積み重ねるのではなく、「ことばの仕組」という観点から、種々の言語現象を眺めることにより、その特徴を理解し、現代英語の文法を体系的に把握することを目的とする。一見すると多種多様な言語現象の背後には、興味深い規則性が潜んでいることを発見してもらいたい。文法というとただ暗記するものと思っている人がいるかもしれないが、文法は種々の現象の背後にある高度に組織化された規則性を理解し、発見するものであるという点を知ってもらいたい。

評価方法: 中間試験と期末試験によって判定する。

テキスト名: Kunihiko Imai, Heizo Nakajima, Shigeo Tonoike, and Christopher D. Tancredi, Essentials of Modern English Grammar, Kenkyusha, 1995

注意事項: 「英語学概論」の単位を取得済みの者に限る。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 文の種類
2. 法と時制
3. 否定と強調
4. 5文型とその問題点
5. 動詞句の構造
6. 名詞句の構造
7. 形容詞句の構造
8. 前置詞句の構造
9. 埋め込み構造
10. 述語の補部として生じる従属節
11. 付加部として生じる従属節
12. 副詞
13. 法助動詞:認識的用法と根源的用法
14. 受動文の諸特徴
15. There構文の諸特徴
16. まとめ