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本を読む−11 |
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30005111 |
「本を読む」は、一冊の本を読みとおすことを通じて本を読む面白さ、奥深さを体験し、読書する習慣を身につけてもらうことを企図したものである。さまざまな分野の教員が自らの専門の見地から、学生に読んでもらいたい本(新書等)を推薦している。本を推薦した教員は、本に書かれていることを解説するというよりも、読者自身が感動したり気づいたりしたことを、対話によって引き出し、考えを深める手助けをする。この授業を契機として、これからの読書経験を豊かなものにしてほしい。 |
評価方法: | 面談とレポート(1200字程度,採点後返却する.) |
テキスト名: | 黒田龍之助『その他の外国語ーー役に立たない語学のはなし』現代書館、2005年 |
言語と文化につよい興味をもってこつこつ頑張っているのになかなか外国語の力がのびない.そんな想いをいだいている人にこの本を勧めたい.著者はロシア語,ウクライナ語など東欧の言語の研究者.経歴がユニークで,ロシア語の先生として出発し,のちに英語の先生になり,これからさらに進化するという.著者によれば外国語学習には時間,繰り返し,楽観主義の三つが必要だ.外国語コンプレックスから抜けでるコツは言葉をまなぶ楽しさを取りもどすことから始まる.ではどうしたらいいのか.その他の外国語を学ぶ意義と楽しさを独特のユーモアとわかりやすさで説く珠玉のエッセー集.2100円. |
注意事項: |
この授業は、教室で定期的に行われるものではなく、本を推薦した教員と受講者との間で個別的に行われる。受講希望者に対する履修説明会を学期初めに開催する。希望者多数の場合は人数制限を行う。課題本を昨年度以前に読んだ者の履修は認めない。 藤田個人研究室(1235号室,1号館2階) 昼休み. 履修制限:最大4名. |