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本を読む−3 スピリチュアルの背後に何があるのか? |
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「本を読む」は、一冊の本を読みとおすことを通じて本を読む面白さ、奥深さを体験し、読書する習慣を身につけてもらうことを企図したものである。さまざまな分野の教員が自らの専門の見地から、学生に読んでもらいたい本(新書等)を推薦している。本を推薦した教員は、本に書かれていることを解説するというよりも、読者自身が感動したり気づいたりしたことを、対話によって引き出し、考えを深める手助けをする。この授業を契機として、これからの読書経験を豊かなものにしてほしい。 |
評価方法: | 面談とレポート(1200字程度、採点後返却する)。 |
テキスト名: | 香山リカ『スピリチュアルにハマる人,ハマらない人』幻冬舎<幻冬舎新書>、2006年 |
前世,オーラ,守護霊を語る江原サンは,今やテレビの人気者である。しかし,オウム真理教ショックがあったために,十年前のテレビではオカルトはタブー視されていた。一体,この十年の間に何があったのか?本書は,若者の心のあり方に注目する精神科医,香山リカが九十年代から現在に至るまで宗教・オカルト文化がどう移り変わったのかを分析した本である。江原サンが好きな人にも宗教嫌いの人にも一読を勧めたい一冊である。本体720円(税別)。 |
注意事項: |
この授業は、教室で定期的に行われるものではなく、本を推薦した教員と受講者との間で個別的に行われる。受講希望者に対する履修説明会を学期初めに開催する。希望者多数の場合は人数制限を行う。課題本を昨年度以前に読んだ者の履修は認めない。 菊地個人研究室:4304号室(4号館3階)にて,月曜または火、水曜の昼休み及びその前後の時間におこなう。 履修制限:履修者は最大で10名程度。 |