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    健康科学論B
  人体の構造と機能
KAWAHARA YAYOI 
河原 弥生
2単位 
1〜4 
後期 
30004402

文化を形成している人間を,生物としてのヒトという観点から見つめ,その構造と機能について学習する.その上で,がん,動脈硬化,糖尿病といった生活習慣病発症のメカニズムを理解し,これらの病気の罹患率を下げるための生活習慣について考える.

評価方法: 授業中に配布するリアクションペーパーの内容により評価を行う.レポート提出および試験による評価は行わない.

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 生命の誕生
生命が誕生するまでの過程を概説する.
2. 遺伝子I −タンパク質の設計図−
遺伝子とは何かについて講義する.
3. 遺伝子II −がん−
がん発生までのメカニズムを概説する.
4. 遺伝子III −老化−
現在,分かっている老化をもたらす要因について説明する.
5. 遺伝子IV −遺伝子と性格
ヒトの性格と遺伝子との関わりについて,これまで知られている事実を紹介する.
6. 人体の構造と機能I −心臓−
7. 人体の構造と機能II −胃・腸−
8. 人体の構造と機能III −骨・筋肉−
9. 人体の構造と機能IV −肝臓−
10. 人体の構造と機能V −免疫機能−
11. 生活習慣病I −動脈硬化と心臓病−
心臓病をもたらす動脈硬化について概説する.
12. 生活習慣病II −糖尿病−
糖尿病発症のメカニズムについて講義する. 
13. 身体運動の生活習慣病に対する効果
身体運動が及ぼす人体の機能への影響を説明し,生活習慣病の罹患率低下をもたらす効果について講義する.